離婚するとき、したとき、一番不安なことって
お金のことですよね。
子どもが産まれると18歳までもらえるのが児童手当。
これは皆さんご存知だと思います。
児童手当とは別にひとり親になると児童扶養手当というものを
受け取ることができます。
約2年育休をとっていたひとり親である私の
実際にもらっている金額も書いてみました。
詳しくみていきましょう。
児童扶養手当とは
ひとり親家庭の生活の安定のために支給されるお金です。
18歳になった最初の3月まで支給されます。
もらえる児童扶養手当の額
収入によって異なります。
【1人】
全部支給:43,160円
一部支給:43,150円~10,180円
【加算額(2人)】
全部支給:+10,190円
一部支給:+10,180円~5,100円
【加算額(3人以降1人につき)】
全部支給:+6,110円
一部支給:+6,100円~3,060円
になります。
所得によりもらえる額が決まってきます。
離婚したら申請できるので市町村の決まりに従って申請しましょう。
申請してしばらく経ってから
支給額の決定書が送られてきます。
所得とは?
手取りとは違うしややこしいんだよね
所得とは総支給から給与所得控除を引いた金額。
事業をしている人は総支給から経費を差し引きますが
会社員は差し引けません。
しかし会社員にも経費とみなして給与所得控除というものを
差し引いて所得を出すことができます。
計算式はこちらです。
・給与年収が162.5万円まで:55万円
・給与年収が162.5万円超~180万円以下:給与年収×40%-10万円
・給与年収が180万円超~360万円以下:給与年収×30%+8万円
・給与年収が360万円超~660万円以下:給与年収×20%+44万円
・給与年収が660万円超~850万円以下:給与年収×10%+110万円
・給与年収が850万円超:195万円(上限)
例)年収240万円の場合
240万円×30%+8万円=80万円
240万円−80万円(給与所得控除)=160万円
160万円が所得ということになります。
プラス!!!
これに養育費の8割が追加された額になります。
所得制限限度額
全部支給(2人世帯) 160万円
一部支給(2人世帯) 365万円
先ほどの所得を計算して
160万以下だと全額もらえるし、
365万以上だと支給額は0、
その間だと市町村の決定した額をもらえるという感じですね!
支払月
1月(11、12月分)、3月(1月、2月分)、5月(3月、4月分)、
7月(5月、6月分)、9月(7月、8月分)、11月(9月、10月分)、
2ヶ月に1回、奇数月の11日に支給されます。
支給額の基準となる所得の決まり方
請求するタイミング(月)によって異なります。
1~9月までに請求をする場合は前々年の所得
10~12月までに請求をする場合は前年の所得
で支給額が計算されることになります。
例)2019年8月に申請した場合2017年1月から12月の所得
2019年10月に申請した場合2018年1月から12月の所得
私が実際にもらっている児童扶養手当額
私が児童扶養手当を申請したのが2020年8月。
前々年の所得(2018年1月から12月)となるため、
妊娠前のがっつり1年働いていた時期だったため
支給額は0円でした。
その後2021年1月に児童扶養手当が振り込まれました。
その額は69,520円。
1ヶ月34,760円です。
1月分は11月、12月分の合計が振り込まれます。
10月のタイミングで前年の収入に切り替わり、
前年は産休に入ったタイミングだったため
5月までの給与しかなかったため
もらうことができました。
保育料
ちなみに保育料も
4月から8月→前々年の所得
9月から3月→前年の所得
になります。
私の場合2021年4月から行っている保育園の料金は
前々年になるので産休中に入った年の分で計算されています。
5ヶ月しか働いていないこともあり
現在の保育料は6900円です。
9月からは前年になります。
がっつり1年収入がなかったので
9月以降保育料0円になる可能性が、、!
今年から働き出しましたが保育料を安くするための
社会保険料控除を受けるため、
学生自体の国民年金を追納しようと思っています。
まとめ
調べてみるとしらなかっことをたくさん知れました。
思ったことは育休長くとってよかったぁ!ってこと。
約2年お休みしていたので収入がなく、
保育料も安くなっていますし、
児童扶養手当も結構もらえそうです。
これから働き出すとどうなるかわかりませんが
少し心に余裕が持てました。
参考になるとうれしいです!