子ども

【読書感想文】最高の子育てベスト55

こんにちは!イモコです。
子育てをしていく中で

・自然な育て方をしたい
・こうしないと、としばられたくない

という想いから育児本などには興味はありませんでした。

しかしシングルマザーになることになり、
夫と一緒にする予定だった子育ても自分1人になる、自分の思うままに育てていいのかな、と感じるようになり
育児本を読むことにしました。
書店に行って1番よさそうだなと思った本がこちらです。


いまだの科学で「絶対にいい!」と断言できる
最高の子育てベスト55
IQが上がり、心と体が強くなるすごい方法

帯には

子どものIQはどうすれば伸びる?
なぜごっこ遊びがそんなに大事?
外国語や数字、音楽への興味を育むには?
子どものために、親がしてあげるべきこと全部!
脳科学から心理学、教育学まで最新リサーチを網羅!
子どもの頭をよくし、潜在能力を引き出す最も信頼できる方法!

とありました。

この、
子どものために親がしてあげるべきこと全部!
というワードに惹かれました。

頭がいい子に育ってほしいとはそこまで思っていませんが
自分が子どものために何をすればよいかの
ヒントになるかと思い購入しました。

大事だと思った点をまとめていきますので参考にしていただけると嬉しいです!

 

■ どのような本か

著者は外国の方で、それを日本語訳してあります。
著者さんも子育てをしており、日々の疑問の即戦力になる本とは出会えなかったようです。
この本は実験、研究データに基づいて書かれているので信用できる印象を持ちました。

脳の90%は生後5年間に発達するようで
親としてどのように子どもを育てていくべきか早く学ばないと!と思いました。

子どもにも個性があり、親も1人ひとり違う。
その中で子どもが
頭がよくて、幸せで、社会性があり、情緒が安定していて、
道徳的で、好奇心に満ちた、愛される子どもに育てる基礎づくり

役立つようです。
なんか、すごいですね!笑

■ CHAPTER1 愛情

安心感が子どもの脳をぐんぐん伸ばす。

子どもの最も強い欲求は「親と一緒にいる時に安心すること」
つまり、安全で愛に満ちた、情緒が安定する環境を作ってあげると、たくさん良いことがあります。

6ヶ月未満の赤ちゃんでも、親の喧嘩を何か変だ、と感じるようです。
わからないように思っているけど何かしら感じているんですね。
そのためにもポジティブに、笑って、抱きしめて、励ますことが大事です。

あとは赤ちゃんは真似をされるのが好きなようです。
言動に対して反応することで愛を感じるんですね。
触れると脳に安心の信号が送られるようでたくさんぎゅ-ってしようって思いました。

■ CHAPTER2 語りかけ

言葉のシャワーがIQを上げる

3歳までにたっぷり言葉を聞いた子どもは、語りかけが少なかった子どもに比べて、
語彙力とIQが高く、成績が良くなるそうです。
3歳までに聞く単語力が語彙力を決める。
え!めっちゃしゃべりかけよ!と思いました。笑
話しかけられる回数が多い子どもは、脳が活性化するようです。
音読したり、予定を説明したり、自分のことを話したり、内容は重要ではないようです。

結果をほめるのではなく、過程を褒める
すごいね、ではなく、よくがんばったね
と褒めるのがいいようです。
プロセスを褒めることで挑戦する力を育めるようです。
ムスコにはたくさんのことに挑戦してほしいと思うのでぜひ実践しようと思いました。

成長マインドを植えつけるには

・努力を褒める。才能はほめない。
・脳は筋肉と同じで、使えば使いほど鍛えられるため脳トレーニングをさせる

そうします!!

■ CHAPTER3 生活習慣

記憶力と集中力が上がる食べ方、寝方

睡眠をすると記憶力、集中力、適応力が育つ。
昼寝をしたほうが記憶力が上がるようです。
わが子は昼寝を全然しなかったのですがこれを読んでするようになりました。
目をこすったり、ぐずったり、眠たそうにしたら
眠るお手伝いをしてあげるのが大切。
わが子は抱っこで眠るをお手伝いをしていました。

毎日決まった時間に寝たり、ご飯を食べることも重要なようです。

■ CHAPTER4 遊び

思考力と創造力を磨く楽しい方法

赤ちゃんの触覚は、口から始まって、上から下へと発達します。
だから赤ちゃんは物を口に入れたがるんですね。
おもちゃはペットボトルやリモコンなど家にあるものでOK
一番のおもちゃは親だそうです。笑
反応することが赤ちゃんにとっていいんですね。

子どもの賢さを伸ばすためには、自制心を育ててあげることが重要。
自制心とは、気の進まないことをはじめたり続けたりする能力、
したいことをやめる能力。
成長するためには自制心が武器になります。
確かに、やりたいことばっかりやって、やりたくないことをやらないと
わがままになってしまいますよね。

そしてやりたいことはとことんやる根気強さも身につけていってほしいなと思います。

■ CHAPTER5 つながり

親との交流が心と体を強くする

子どもには生まれつきの性格があるのでそれを見極めることも重要。
活発な子どもは外遊びを増やすなど、子どもそれぞれにあった環境を作るのが大切だそうです。
親は常に共感し、理解するアプローチをとることが、赤ちゃんが安心を感じるために最も重要です。
何かをしようとしているときすぐに手を出したくなってしまいますが
1分間待ったほうがいいようです。諦めそうになったら手伝ってほしい?と手を貸すことが大切。
私もすぐに手を出してしまうのでしっかり待って、やってしまうのではなく手助けをしようと思いました。

■ CHAPTER6 しつけ

叱るより、ルールでスキルを身につける

子どもが影響を受けるのは

・遺伝子
・友人
・文化
・親以外の大人
・親

です。その中で親から受ける影響は20~50%のよう。
意外と少ないですね。
サッカーの本田選手は父親と祖母から影響を受けたようで
自分の周りには影響を与えてくれる人がいた、とおっしゃっていて、
周りの人間の環境は大切だなと思いました。
でもやはり親の影響は大きい。50%の影響を与えれる親になりたいと思いますね。

親のルールがぶれていると子どもが混乱するので自分自身でルールを作ると言うのは重要だと思いました。
明確でぶれないルールを作ってその理由を説明することで、
子どもは自分の価値観の中に親のルールを組み込むようになります。

罰を与えるのは効果がないので、問題が起きた時は、問題解決を学ばせるチャンスだと捉えることが大事です。
衝動をコントロールし、他人を尊重し、人を傷つけずに問題を解決することを学んでほしいと思います。
知識が習慣になるには繰り返すしかないので、問題が起きたら学ばせるチャンスだと考えるといいですね。

罰するのではなく教えることが大切。
悪い行動を良い行動に置き換えて説明するようにします。
誰かを叩いたことをいけないことだと教えるためには「お友達は今、どんな気持ちかな?」と
聞いてみる。分からない場合は一緒に考えることが重要です。

毎日のルーティンが独立心や自制心を育てる。
チェックリストを作ることは効果的なようです。
「今は何をする時間?リストを見て」というように使えます。

■ CHAPTER7 動く

動くことで頭が良くなり健康になる

運動することで

・問題解決能力
・抽象的思考能力
・長期記憶
・論理的思考能力
・注意力

などが強化されます。
1時間に15分は動いた方がいいようです。

■ CHAPTER8 スローダウン

時間をとめて、人生をフルに味わう

子どもがくれる時間は人生で最も貴重な時間です。
それを満喫する、
心から楽しむ子どもの気持ちはこちらにも伝染して幸せになります。

■ まとめ

内容がたっぷりで全ては紹介できませんでしたが大事だと思うところをピックアップしてみました。
根拠に基づいて書かれてあるので納得するところも多かったです。

様々なことが書いてあり全て実践するのは難しいですが、読んでみて最も思ったことは「共感しよう」とです。
子どもの成長は親にとっての幸せ。
幸せを与えてくれる子どもに感謝して、幸せにしてあげたいと思える本でした。